家づくりとお金のことは切っても切れない。
たくさんお金をかければ、必ず満足できる家ができるとも限らないし、
安くできたら良かった。ということでもない。
自分で言うのもなんだけれど、そういうところではずいぶん背伸びをして家を建てたと思う。
でも私にとって、住まいは家族の幸せの基地・ベース・土台・港…そんな場所だと、思ったから
中途半端なものなら必要なかった。
自分が本当に命を懸けて守っていくだけの価値がある場所でないと意味がなかった。
もともと、生まれたときからずっと借家暮らしで「自分の家」という確固とした場所もなく
生まれ育った場所に故郷と言えるほどの愛着もなかった。
だから家を持つ事やどこかに定着することに全く価値を感じていなかった。
だから家を欲しいと思ったことは無かった。
でも、シンケンの家を知った時に、ただただ純粋にそこが心地いいと思った。
ずっとそこに居たいと。
そこは家族が幸せになれる何か、力があると。
直感で思った。
住まいにかけたお金は、家族が幸せになるためにかけたお金だったと思う。
そして、実際家を建てる前よりも、
少なくとも私は、何倍も幸せになったと思う。
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