自分の欲に勝てないとき、どうしますか?と質問をいただきました。

3.暮らしのこと

私の中に欲はいつもあります。でも、欲に勝とうという気持ちはあまりないような気がします。
「欲に勝つ」を別の言い方にすると「欲を負かす」ということになるのかなぁと思いますが、私は、欲は人が幸せになるために役に立つものだと思っていて、だから、欲に勝つ→欲を負かすというよりも、欲と一緒に生きる方がいいのかなぁと思います。

どんなにためになるものでも、度が過ぎれば悪になってしまうもので、程よく付き合うからためになるのだと思います。

子どもたちが遊べる場所をつくりたいなぁ…も欲のうち。

わたしの中には、いろんな欲があります。価値の低いものから、価値の高いものまで様々です。
いつも身近にある欲は甘いお菓子が食べたいなとか、アイスが食べたいなとか…。価値の低い欲ですが、ほどほどに付き合えば、その欲を満たすことで小さな幸せを感じられて、気分転換ができて、よし!また頑張ろう!って思えたり、そういう風に役に立っています。度を過ぎて食べ過ぎたら健康を害するのでそうならないように気を付けることはします。

より人の役に立つ人間性を備えたい!というのも、私の中にある欲ですが、これを満たそうとするためにいろんなことを頑張ったり、自分を成長させようと努力したりするものです。でも、これも度を超えれば独りよがりになってしまって、逆に迷惑をかけてしまう結果になるかもしれません。

いろんな欲を全部いっぺんに満たすことは出来ないので、その欲を満たすのにちょうど良いタイミングが巡ってくるまで、ひとつひとつ心の中であたためて置くような感じも、自分の中にはあります。それは仕事でも、家庭でも、暮らしでも。

今日は奥さんと外でご飯を食べたいなぁというのも欲のうち。

あせることなく、心の中でちゃんとあたためておいたら、あたためておくうちに自分にとってあまり大切でない
価値の低い欲は自然に消えてなくなっていく…ということもあります。

消えずに残り続けている欲は、自分にとって大切な欲で、価値の高い欲なのだろうと思います。それを満たした
イメージを心に描いて、そこに熱をいつも届け続けることで、いつのまにかその欲を叶えるための材料がそろっていって、だんだんと満たされていくような。。

ちなみに、これまでの私の人生を振り返ってみて大きな欲は、「この人と結婚したい!一緒に生きていきたい!」「家族を幸せにしたい!」「自分が人生をかけられる仕事をしたい!」「自分の理想の暮らしを叶えたい!」というような欲。

家も暮らしも私や家族の欲でできている。

最近叶えた欲は「このテーブルをうちにお迎えしたいなぁ」「ヤギを飼いたいな」「この椅子が欲しいなぁ」という欲。欲を叶えるためには仕事も家庭も頑張らないと叶えられないから、欲は頑張りの原動力になると思います。

この前お迎えした、私より年上の丸テーブル。

だから欲とは戦いません。欲を負かそうとはしません。でも、自分にとって何が大切な欲なのかの見極めや優先順位はちゃんと、つけられるようにありたいと思っています。そのためにも、欲は、心の中でしばらくあたためておくのが、わたしはいいのかなぁと思っています。

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