落ち葉(おちば)…里山の小さな家は、冬になると庭木のほとんどの葉が落ちる。冬に葉が落ちるの木は落葉樹という。逆に1年じゅう葉がついている木は常緑樹という。
落ちるからいい
南の庭にある木はすべて冬になると葉が落ちる。
クヌギの木。もともとこの土地に植わっていた木。
落葉樹が南の庭にあると、冬には葉が落ち、太陽の陽を遮らない。
夏はしっかり茂って太陽の陽を遮ってくれる。
そして何より、冬を越して春が来て新緑の季節は何とも言えない感動をもたらしてくれる。
変わらないことよりも、変化があることの方が飽きないし心豊かになれる。
落ち葉はそのまま
里山の小さな家では、落ち葉はそのまま。
今の季節、庭一面に敷き詰められた落ち葉のじゅうたんの上をあるくとカサカサ音がする。
落ち葉があるからこそ味わえる音、感触、匂い、風景。
たまに落ち葉を集めて庭で焼き芋を焼いたりする。
これも落ち葉がないと味わえない。
緑色から、赤、黄、茶と微妙に変化する色も
落ち葉がないと味わえない。
掃除も楽しい
基本そのままだけど、たまには掃除をしないとご近所さんに悪い。
(ちなみにお隣の家もうちと同じたくさんのクヌギの庭なのでお互いにどちらの落ち葉かわからないのがいい。)
落ち葉の掃除は楽しい。大きな竹ぼうきで掃くと、これも独特の感触と音。
ホームセンターの”ガラクタ市”で買ったガーデンスイーパーで集めるのがまた、楽しい。
落ち葉はたくさんの楽しみをくれるもの。
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