地方でのこどもの教育をどう考える?3人の子どもたちを通して感じること。

3.暮らしのこと

わが家の子どもたちは今、中1、小5、小3です。
小学校は小5だけが2クラスであとは全学年1クラスずつです。

小学校でも中学校でも、社会問題的に取り上げられる学級崩壊とか、いじめとか、そういうことを感じる出来事に出合ったことはありません。

学校での子どもたちの様子を見ていると、小さい頃からずっと一緒のクラスだからか、それぞれのキャラクターを認め合うようなつながりがあるように思えます。それに学年を縦断する縦のつながりがあって、上学年が下学年に対してやさしく接してくれる感じがあります。

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学校全体の学力は、学力テストの結果でみると全国平均よりはちょっと高かったそうです。
でも、これは学年によって差があるような話を聞いたことがあります。

学習塾は、個人でやっているところがあると聞いたことがありますが、うちでは少なくとも小中の間は塾に行かせることは無いかなぁと思っているので、今のところそこに不便を感じることはありません。

ちなみに3人ともタブレットで、ベネッセのちゃれんじをやっています。
中1の長男は、テスト前にユーチューブでわからないところを検索して勉強していました。
インターネットのおかげで、ある程度のことはどうにかなりそうな感覚もあります。

窓辺リビング
これでもタブレットで勉強中

…という具合に感じることを書いてきましたが、県内トップの学校に進学させなきゃ!という感覚は、親としてあまり重視していないので、だいぶゆったりと構えている…というのが正直なところかもしれません。

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子どもがの教育的にいいなぁと、感じていることは机に座ってやる勉強とはちがう種類の、長〜いスパンでじわ〜っと効き目のあるような何かが、日々の暮らしの中にあるように感じられることです。

庭の草とりや、畑や田んぼを手伝ったり、ヤギの世話をしたり、夜の散歩で蛍を一緒に見たり、ヘビが出た、蜂が出たと言って、逃げたり退治したり…

桜が咲いたね、つくしが出てきたね、紅葉が赤くなってきたね、星がきれいだね…などと、季節の移ろいをふだんの暮らしの中で経験として親と子で共有できることは、脳の中の「感じること」や「考えること」の回路にいつも電気が通っているような感じがしてとてもいいことのような気がしています。

ふだんのあそびの中でも、街なかでやる遊びでは得られない刺激があるような気がしています。

それに、地域のおじちゃん、おばちゃんたちと話をしたり、何かを教えてもらったりといったコミュニケーションがあることも、子どもたちの中の何かにプラスの効果があるんじゃないかなぁと思っています。

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