ものをつくる、時間をつくる
住宅の仕事は、
「もの」をつくる仕事だと思っていた。
今思えば若い頃は
住宅の良し悪しを
見た目9割ぐらいで
判断していた。
結婚して、
子どもを授かり家族ができて
住宅の考え方が変わった。
住宅は「もの」としてどうかより
その家で過ごす「時間」が
どう感じられる「時間」か
が大事になった。
それから
住宅の仕事は、
「時間」をつくる仕事だと思うようになった。
ただただ「ずっとそこに居たい」
何にもしなくても、
ただ、そこに居るだけでいい…。
何かをするときに
早くできる
ゆっくりできる
心地よくできる
いろいろな「時間」をつくる仕事だと。
頭で考える、心で感じる
人は頭がいいから
頭で考えがち。
形あるものや
目に見える何かを
基準にして考える。
でも、
幸せとか心地いいとか感じる「心」は
目に見えない、形のないもの。
ものではなく
心で感じることを大事にしたい。
コメント