Hygge House

里山の小さな家

1.家のこと

家の意味

家を欲しいと思ったことはなかった

若い頃、
家を欲しいと思ったことはなかった。
高校からずっと
インテリアや建築を学んできて、
家を考えたりつくったりすることは好きでも
自分が住む家に興味をもったことはなかった。

今、思い返すと
そのころ思っていた家は「形のあるもの」で
若い私の中では
その形をつくることに意味があったのだと思う。

今、

仕事がら
家のことばかり考え
家族を持ち、家を建て、
自分がそこに住み、朝・昼・晩
家族の生活と共に
毎日家を感じるなかで
家の意味はずいぶん変わった。

家と、住まい

家をあらわす言葉には
色々な言葉がある。

家、住宅、住まい、住居、居宅…
今、私が住んでいるこの場所は
住まい。…間違いなく住まい。

住まいの
本当の意味はわからない。
でも、住む居場所という風に思っている。

【住む】

「住む」という言葉には
動物的な「住処」のような
雰囲気があるように思う。
命の、すごく本質的な営みが
生々しくにじみ出るような
そんな雰囲気。

【居場所】

自分が居る場所。
居る=生きてそこに居ること。

生きることは、
自分自身や身の回りの物事に
自分なりの意味を付けていくことだと思っている。

同じ物事に触れても
その意味は人によってそれぞれ。
みんなが見ているのは
同じ世界なのに
それぞれ違う人生があるということは
そういうことだと思っている。

浅いか深いか、
心地いいか不快か
うれしいか、悲しいか…
すべては
自分がどう意味をつけていくか次第。

その意味をつけていく
ところが色々な居場所で
その中でいちばん身近な
いちばん影響力のある
居場所が家、住まい。

【住む居場所】=住まい

住まいは
命の、すごく本質的な営みが
生々しくにじみ出る行為の中で
生きることの意味を
インプットされ続けるところ。

生きることの意味が
彩り豊かにインプットされる…
そんな風にこの家を育てていきたい。

私の家の意味は
私の人生を彩り豊かにつくる場所。

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コメント一覧

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  1. By 渡辺小百合

    Instagramフォローさせていただいています。
    本当にこれから、夫婦2人とニャンと、住まい方について
    悩みます。50を過ぎ、家族が増えることはない。昨年、主人が心臓の手術をし、無理はできない。でも、2人が目指す住まいは、今の場所ではない。気持ちは急ぎ、何から始めて良いのかわからない状態です。

    • 渡辺小百合さま

      こんにちは。
      ご質問いただきありがとうございました。
      お返事が遅くなり申し訳ありません。
      文面よりお気持ちお察しいたします。
      50歳を過ぎ、ご夫婦と猫ちゃんとの暮らしでいらっしゃるんですね。
      夫婦2人暮らしなら住まいについて家も場所もある程度自由に考えることができますね。
      渡辺さまご夫婦にとっての住まいが人生の中でどのよううな位置づけになるかでずいぶんと考え方が変わってくるのだと思います。
      参考になるかはわかりませんが、私の家づくりの際はまず私の力で何ができるか?を把握することからはじめました。お金と向き合うことからはじめました。
      通常、住まいを考えるにあたっての資金の計画=ライフプランは、使えるお金のうち、生活費や医療費など生きていく上で必要だと思われる資金を差し引いてそのあまりで住まいを計画するという手順が一般的だと思います。
      私の場合は、理想の人生を生きる為に住まいはとても重要な位置づけだったので、一般的な順序とは逆で、初めに使えるお金の中から理想を叶えるために最低限家だと思われる住まいづくりのための資金を差し引いて残りでどうすれば生きる為に必要な資金の分配ができるかということを考えました。

      住まいを考えるにあたって、どうしても資金について考えることは避けて通れませんので、初めのうちにそこを整理出来ておくと、考えを深めるときの糸口になります。
      参考になることがありましたら幸いです。

      色々考えを進める中で、ほかにも疑問などありましたらどうぞご遠慮なくご質問ください(^^)

  2. こんにちは
    以前よりインスタでの写真に癒されております。関西人の私ですが半年前より夫の田舎での同居が始まりました。義母さん宅なので自分んちではない、また水回りや全てが古く?やはり住まいが好きになれず、悩む日々です。住まいは居場所なんですよね 朝起きて、嬉しい気持ちになれる場所が欲しいです。今ある家、元気な子供たち、いまかる家族に感謝してはいるのですが。いつも素晴らしい投稿ありがとうございます

    • 天草ママさん

      こんにちは。
      インスタご覧いただきありがとうございます。
      文中より今の想いが伝わってきました。

      私は子どものころ住んでいた家が好きでした。
      当時住んでいた家は、大家さんがもともと物置小屋としてつかっていた、ぼろぼろの隙間だらけのいたるところで木が腐って床が抜けそうになっているような、小さな、おんぼろの家でした。

      でも、当時はその家が好きだったんです。
      なぜそう感じていたんだろう…と今でもふと思い返します。大切な家族が一緒に過ごせること…それが住まいの原点…そう考えると、人によってさまざまな環境があって自由にならないこともあると思いますが、家族が仲良く過ごすことでその家の空気が良い方向へ向かうのかなぁと思ったりします。

      元気なお子さん方にとっては、きっと天草ママさんがそこにいるだけで世界でいちばん幸せな家なんだと思いますよ(^^)

      「すべての物ごとはそうありたいと強く思うことから生まれ、心からの願いはすべてかなえられる。人間は心がけたとおりになるものである」私の職場の机に貼っているもので、いつも自分に言い聞かせています。

      天草ママさんの想いが叶う日がやってきますように。

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