土地選びは人生設計

2.家づくりのこと

家を建てて4年が過ぎ、わが家のイチョウの葉の量が格段に増え感動的な紅葉を見せてくれています。

シンケンスタイルの家のアプローチ、イチョウの紅葉が美しい

毎日通るのが楽しみなイチョウのアプローチ

このイチョウのように、4年でわが家の暮らしもこの地にしっかりと根を張り人生の中に定着した気がします。

【もともとは田舎嫌い】

家づくりのはじめは、街なかで30~40坪ぐらいの小さな土地に家を建てようと考えていました。
もともと、ゼネコン時代に田舎の現場でとても苦い思い出があったせいで「田舎」は嫌いでした。
いろんな場所に建っているいろんな家を感じながら、例えばこの家に住んで子育てをして夫婦の時間があっておじいちゃんおばあちゃんになる…それはどんな人生だろう?
そんなことをイメージしながら夫婦で未来のこと=住む土地・住む家をすり合わせていきました。

【老後の暮らしを考えて田舎を選んだ】

「田舎」の土地にしようと決めたのは「老後の暮らし」を考えてのことでした。
平日の昼間に大型の複合ショッピング施設のゲームセンターに行くと、おじいちゃん、おばあちゃんがコインゲームをしている…結構たくさん。
お金を使ってゲームセンター過ごす老後……??

もちろん街なかよりも田舎の土地の方が安くて夢を実現しやすいということもありましたが…。

夫婦で話をして描いた老後は、お金をつかわなくても豊かな時間を過ごせること。
庭があれば土いじりをして、たとえ食べ物に困ったとして野菜ぐらいはじぶんちの畑で採れる。
畑仕事の合間に縁側でお茶でもしてゆっくりと一日が流れていく…。
孫が来たら一緒に畑の野菜を採って、夕飯に食べて「おいしいね」とお話をする。

家を建てる前からご近所のおじちゃんに畑の野菜をいただいています。

子どもにとっても親にとっても有難い。

そして、できればハナレを建てて何かのお店を二人でできたら幸せだろう…と。
そういえば学生の頃、「人生の楽園」というテレビ番組を毎週みていてなんとなくいいなぁと癒されていたなぁ…と。

そんなことを考えてこの土地に住みました。
住めば住むほどこの土地は味わい深く、新たな発見や楽しみが次から次に生まれています。

 

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